ご自分でからだが硬いと自覚している人は多くいると思います。実際に病院に来院する患者様や、本講習会に参加された方々の中にも「自分はからだが硬い」と(自信を持って?)訴える方がいました。
果たしてその方は本当にからだが硬いのでしょう?まずは『からだの硬さ』とは何か考えてみましょう。
右の女性と男性ではどちらのからだが硬いでしょうか?
当然左の女性のからだが硬く見えます。
ところが下の写真はどうでしょうか?
今度は男性のからだの方が硬く見えます。
このようにひとつの動作だけをみるだけでは、からだの硬さ分かりません。
例えば前屈して床に手が届かないから硬いとか、足が挙がらないから硬いとはいい切れないのです。
人のからだの中には「柔らかい部分」と「硬い部分」が存在するので、そこがどの部分なのかが重要です。
つまり女性は背中(上半身)が硬く、男性は股関節(下半身)が硬かったのです。